ある日家に帰ってきたら、高級羽根布団がおいてありました。留守番をしていたおばあちゃんに話を聞くと「親切な人がきてておいていった」といいます。そしてその布団の上には契約書（代金１００万円）がおいてあり…

判断力の落ちてきている高齢者をターゲットとした悪質な業者が増えています。オレオレ詐欺や振込め詐欺もあとをたちません。もちろん、こうした事例は詐欺などによる取消しも可能な案件です。しかし、一度してしまった契約を取消しにもっていくには時間とエネルギーが必要で、泣き寝入りしてしまう事例も多いようです。払うことができてしまう経済力があることがその理由ですが、その経済力を無駄なく有効に使う方法を考えてみてはいかがでしょうか。

平成１１年に大幅な民法の改正が行われ、後見人制度が利用しやすくなりました。従来差別的な名称や手続きの煩雑さから敬遠されてきた後見人制度ですが、上記事例の様な事件が頻発したため、ついに国が動いたのです。
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